ポンコツらーめん

就活って案外楽しいかもしれないと1年かけて気づいた話

「就活なんてしたくない」と思いながら、就活をはじめて1年が経ちました。考え方が大きく変わったものすごく濃い1年でした。はっきり言ってこのnoteは自己満でしかないのですが、はやめに就活を始めようとしている人や、進路に迷っている人、わたしと同じ境遇の人(ってどんな人)に少しでも役立ったらいいなあ、と思い書きました。

ちなみにわたしはこんな人です。

・体育会系の部活に2年生の10月まで所属
・国立の体育系学部
・22卒
・浪人経験あり
・英語できない
・スキルなし
・絶賛、就活中

女性かつ浪人経験あり、部活をやめたので、一般的には不利な立場かもしれませんね。就活を始めた主なきっかけとしては、知らない世界に行ってみたい、留学(当初3年4月~4年7月まで行く予定でした)に行く前に就活をしておきたかったからです。

2年生

 11月 -「社会に出たい」の一心で突き進む-

Wantedly登録
・長期インターン面接①(スポーツ関連)

部活をやめて自由の身となったわたしは、「社会に出る=インターン」だと思い込み、Wantedlyに登録して4社ほどエントリーしました。スポーツビジネスに興味があったので、4社ともスポーツ関連の会社。その中から返信がきたのは1社だけでした。インターンに参加するだけでも容易ではないことを思い知らされました。

「無給でもいいのでインターンをしたい、雑用でもなんでもやる」
やる気溢れる体育会系マインドで面接。スキルや社会経験がなく、やる気しかアピールポイントがないと思ったからです。即日、合格をいただき人生初の長期インターンがスタートしました。

 12月 -就活をよくわからないままはじめてみる-

・合同説明会(2回)
・長期インターン開始 〜2月末
・学生コミュニティの参画
・学生団体の設立(スポーツとキャリア)

都内に足を運び、一つ上の21卒の学生に混じりながら、説明会やセミナーに行っていました。21卒限定のイベントでもうまく混じって参加していました(21卒限定と知らなかっただけです)。とにかくスポーツで働きたい思いしかなかったため、見る企業もスポーツに関わっている会社がほとんどでした。

しかし、スポーツで働くには、中途採用しかない、即戦力を求められていることを知り、スポーツしかやってこなかった自分にはこのままだと厳しいかもしれないと気付きます。

そこで、この気づきを他の人にも得て欲しい、危機感を持って欲しいとの思いから、学生団体を設立しました。お世話になっていた塾の先生に相談して、トークイベントを開催することを決定します。

学生コミュニティでは、普段関わらないような学生との出会いがありました。何よりも当日イベントに来ていた、とある人材会社の女性の方に相談を乗ってもらったことが一番の収穫でした。その方は決してキャリア相談の方ではなく、企業コーナーの運営担当でした。体育会系に所属していた共通点から話が盛り上がり、「いろんなことに挑戦する時期でいい」と、なんでもかんでもやり始めて不安になっていた自分にこれでいいんだと言ってくれたことを覚えています。スポーツ関連企業にしかみていなかったわたしが人材会社に興味を持ち始めたのは、この時期になります。

 1月 -人との出会いに救われる-

・長期インターン面接②(スポーツとメディア)
・合同説明会(大学)
・人生の師匠との出会い

12月に参加した団体のイベントで知り合った方に、インターンシップを紹介してもらいました。スポーツ×メディアサービスを運用している会社です。実は、この会社は以前Wantedlyでエントリーしていましたが、返信がなかった会社でした。いわゆる「コネ」を使うことで今回は繋げてもらったわけです。

代表の方と直接お話をし、大変興味深い内容でしたが、今のインターンなど時間を考えて一旦保留との決断をしました。

また、大学校内にある合同説明会にも足を踏み入れました。キャリアカウンセラーのおじさんに就職相談を受けました。「2年生の今はサマーインターンに行って内々定をもらったほうがいい」と言われ、それに従うことにしました(実際どこにももらえていませんが笑)。

これらと並行してトークイベントの準備を進めていました。協力してくれる塾の先生に、内定が決まっている4年生を繋げてもらいました。その方が、「人生の師」と言っても過言ではないくらい尊敬する人でした。サッカー部に所属しながら就活をし、さらには大学にあるキャリア支援団体のメンターまでしていました。目標から逆算する考え方や意見のまとめかたなど、わたしに欠けていたロジカル面を教わりました。

 2月 -自己分析をとばしてどんどんエントリー-

・就活サービスの登録
・各種セミナーとイベント参加
・サマーインターンエントリー(2社)
・長期インターンを辞める

本格的に就活がスタート。まずは就活サービスに登録をして、選考が始まっている会社にエントリーしました。早期エントリーだと1次選考が免除になるからです。この「早期」枠をうまく使って就活をするのは後になってもよかったと思っています(本選考で選考が免除になる)。

この時はとくに業界や職種も絞っていなくて、大手はお堅そうで嫌だなと思いベンチャーを志望しました。絞るとしたら「アスリートのキャリア問題の解決」に興味を持ち始めていたので、事業会社や人材会社といったところでしょうか。自己分析は、自己PRを書いたり、はじめましての人に自己開示することで、勝手に行っていたように思います。またこの頃から頭の中を整理するのにTwitterやnoteを活用し始めました(おすすめ)。

スポーツ庁が主催するセミナーにもいき、日本のスポーツが今後どのようになっていくのかを理解し、自分はスポーツに関わりたい思いを再認識しました。

12月から始めたインターンをこの時期にやめました。理由は、目的なく始めたことに気づいたからです。なにかスキルが身に付くといいなとか非常にフワフワした思いで始めました、その結果、なんのためにやっているかわからずモチベーションが下がり、ついには代表の方から厳しい言葉を浴びることになりました(とってもバチバチしました)。なんでもやってみる精神も重要ですが、目的と手段の一致が重要であることを学びました。

 3月 -ビックイベントがおきる-

・学生団体でトークイベント
・スポーツ団体に参画
・今の会社の代表に出会う&Join 〜現在

この月は、自分でも気持ち悪いと思うほどの行動力の塊でした。コロナの影響で外出を控えてた分、家に籠もってオンラインで活動をしていました。

2ヶ月間準備していたトークイベントは、目標の人数を遥かに上回る視聴者数と満足度で終えることができました。友人からいくつもメッセージをいただき、思い切ってやってよかったなと思えました。同時に、先輩と先生がすごいだけでわたしは何も力になれず悔しい思いもしました。それでも、なにかに挑戦することのハードルが低くなったのは、このイベントがきっかけです。

スポーツ×キャリア団体をTwitterで偶然発見し、運営している方に会いにいきました。人生ゲームに似たゲームをしてビジネス的視点のなさを痛感しました。そこから、お金の儲け方などビジネスを知りたいと思うようになります。

なんと言ってもビックイベントは、今の会社の代表に出会ったことです。もし出会っていなかったら、全く違う一年になっていたかもしれません。学生コミュニティの繋がりでオンラインで話したことがきっかけでした。「スポーツに興味ある人!起業に興味ある人!話しましょう!」と投げただけですが笑。でも、こういうちょっとした勇気が後々大きな差を生むんだなと証明できる出来事でした。話した内容は割愛しますが、会って二日後にjoinを決めました(この頃はまだ学生団体)。

3年生

 4月 -調子にのりはじめる-

・就活支援団体に登録&メンターと面談
Twitter経由でZoom(4人)
・サマーインターン選考(5社)
・逆求人登録(OfferBoxなど)&面接(2社)

サマーインターンの選考が本格的に始まります。この時期はESが免除の会社が多く、オンライン面接での選考がほとんどでした。ちなみにですが、面接で話す内容を準備したことは一度もありません笑。そのため、わたしの面接は、普段大人とする会話と変わりないように思います。期待していた以上に選考がうまく行くので、こんな自分でも評価してくれるのかと自信に繋がっていました。

Twitter経由で人材会社の方とお話をさせていただきました。会社の話だけでなく、入社した理由、転職をした理由などキャリアについて聞くことができました。実際に働いている人の話は、自分と照らし合わせやすく刺激を受けたのと同時に、内部事情を知ることで、各会社のイメージが大きく変わりました。

キャリア支援団体の特別推薦イベントにも参加させてもらいました。このイベントのレベルが高すぎて、恥ずかしい思いをしたことを覚えています。その反面、同期でこんな人たちがいるのかと、いい危機感をもつことにも繋がりました。

他にも逆求人サービスにいくつか登録しました。3社しか来なかったのですが、そのうちの1社に興味をもち面談をしました。ありがたいことに、3回ほど面談をしてうちに来ないかと話を持ちかけられたのですが、なんとなく就活をしていた自分にはしっくりとこなくてお断りするかたちとなりました。

なにもできない自分でも怖いくらい選考に通過してしまっていたので、自信に繋がる反面、どこかで油断をしていた時期だったなと、振り返ってみると思います。

 5月 -自信半分、不安半分-

・サマーインターン選考(10社)
・就活支援団体のイベントに参加(3回)

ESで落ちる企業がほとんどでしたが、先月のイベントでレベルの高い人たちがいることを知ったので、そこまで落ち込んではいませんでした。それでも、3社ほど選考は順調に進んでいました。時間内にお題にそって解決策を1人でプレゼンする選考もありましたが、先月のイベントのおかげでクリアをすることができました。課題策の質というよりも、そこまでの過程をなんとなくイメージできるようになっていたからです。

就活支援団体のイベントや一括エントリーを利用して、何社か1次選考の免除をしてもらっていました。一括エントリーは、まだ業界を絞れていなかったり、説明会等に参加して業界を知っていこうと思っている人に強くおすすめします。ESを毎回書くのはしんどいので。

わたしは、一括エントリーによって知った会社がたくさんあります。サービスやビジョンはもちろん異なりますが、説明会を聞くだけで企業の雰囲気を知ることにも繋がります。現在、選考を受けている企業はこの時出会った企業ばかりです。なにかの縁かもしれませんねえ。

 6月 -就活が嫌になって逃げる-

・サマーインターン(1社)
・就活中断

なんとサマーインターンが1社(メガベンチャー)合格します。選考にも繋がるインターンでした。思い切って参加してみたものの、思うように実力を発揮することができませんでした。発言量が極端に少なかったように思います。原因は、自信のなさです。自分の意見が間違っているのではないかという不安から、発言を抑えている自分がいました。また、チームでの役割をつかめていない時期でもありました。インターンの目的を「企業の雰囲気を掴む」ことにしていたので、オンラインでかつ企業の方とも話せず、満足度はかなり低かったです。

念願のインターンが楽しくなかった理由として、インターンに求めているものとのギャップに気付きました。そこで、今の時間をインターンシップ選考に費やすのはもったいないと思い(←表向きの理由)、一旦就活をストップします。選考が通っていた会社は全てキャンセルをしました。就活をするのがバカバカしくなっていました。

joinしていた会社にこのまま入ることが当時、一番の選択肢でした。この月に起業をし、創業メンバーとして参画させてもらえてたからです。今考えると"逃げ"の選択肢としてあったようにも思います。「就活」をしなくても入社できるかもしれなかったので。もちろん、”逃げ”としてではなく、ここで働くことが楽しいので、選択肢としては今でも残っています。

 7月 -卒業後はフリーで働きたくなる-

・会社の業務に一点集中

会社で働いているうちに、これで実績を残して卒業後はどこにも就職しないでフリーでいたい思いも強まっていました。それくらい「就活」がいやだったわけです。選考に落ちたら落ち込むし、楽しくないし、なによりGDが苦手でした。当時はフリーの働き方をとにかくググっていましたね。

新卒フリーなんてリスクが高いことは承知でしたが、そんなに就職に拘っていなかった(会社のブランドにも)ので自分の中では働き方としてありでした。しかし、そのためには働けるためのスキルがないといけません。

そこで安直な考え方ですが、プログラミングができるようになれたらいいんじゃないかとか、Adobeが使えるようになったらいいんじゃないかと思い、勉強を始めました。もちろん、明確な目的がなかったので1ヶ月で断念をしました。しかし、Webサイトの構造など最低限の知識は後に役立つことになりました。

 8月 -就活に全力の友人をみて焦りはじめる-

・就活再開
・情報収集
・就活サービス登録(6つ)

大学で、就活に熱心に取り組む友人がいました。就活の話をする友人を尊敬すると共に、自ら進路を狭めている自分に焦りを感じました。

そこで、就活サービスに登録をし、1から情報収集を始めました。この時期はサマーインターンの選考は終わっている会社が多かったため、秋冬のインターンに向けて準備をしようと決めました。

春と異なる点は、自分が就活する目的を持つようにしたことです。「個人でも働けるスキルを身に着ける、経験をする」ことを目的とし、この目的を達成できる会社を探しました。業界はそれほど絞らず、会社の雰囲気や規模感をみていました。

 9月 -自分の働く像が少し見えるようになる-

・説明会参加
・秋冬インターンエントリー&選考
 (計50社)

説明会に多く参加をしました。それと並行して、オファーがくる会社すべてにアプローチをし、9月の予定を埋めて行きました。

後半になるとまた就活から逃げたくなります。キャンセルラッシュが続き、そんな自分に嫌悪感を抱くようにもなります。しかし、ここで自分が興味ある会社とそうでない会社を無意識のうちに分類していることに気付きました。興味のある会社にはどんなにやる気がなくても参加をするからです(当たり前ですが)。

自分のモチベーションを保つためになんでもエントリーをするのではなく働きたいと思える会社に絞ります。すると、いくつか共通点が見え、ここで始めて自分の”軸”が見えるようになります。本来の就活の流れは、先に軸を決めてからエントリーするかもしれませんが、わからないうちはとにかくエントリーしていく方法もいいのかもしれません。

会社で実際に働くことで、自分の働き方がだんだん見えてきたようになったとも思います。どんな環境で、どんな役割で働くと楽しいのかをこの頃から意識し始めていました。また、実際に働いている人の話を聞くと自分と照らし合わせることができ、自分の働く像が見えてくるようになります。

 10月 -就活がなんだか楽しくなる-

・秋冬インターン選考
・秋冬インターン参加

絞った会社でインターン&本選考を進めていく月でした。ありがたいことに、3社ほどインターンが決まり、うまくいけば年内に内定といったところでしょうか。

しかし、ここでまた油断をしては春と同じ目にあうので、全力で取り組むようにしています。春との大きな違いは、GDやインターンが楽しくなっていることです。春に課題であった自信をもつことと、リーダーとしての役割が一番向いていると気づいたことが要因です。自信がついたのは、間違いなく今の会社で働いたり、一歩外に出ていろんな人と話すことで身につきました。リーダーの役割になったのは、先々を見据えて全体を俯瞰して見れるようになったからです。自分のようにGDを苦手と考えている人の気持ちを汲み取って、話や役割を与えることまでできるようになっています。

会社で働く中で、自分は文章を書くこと、広告やWebサイト、LINEスタンプ作成が好きなことに気付きます。なにかこの好きなことを仕事につなげられないかと模索中です。動画をみて勉強は続けるようにしています。これも、手段を目的にするのではなく、なぜやるのかを今一度考えなければなりません。

いま -進路はまだ決まらない、決められない-

「就活なんてしたくない」というマイナスな感情がなくなり、楽しんでいます。内定がもらえるかどうか不安なのは変わりません。しかし、きっと自分を受け入れてくれる企業があると信じるようにしています。少なくとも、現時点で受け入れてくれる会社はあるわけなので。それに、就職をゴールとして考えていないので楽しめるのかもしれません。

早く就活を始めることは気づきや選考に有利になる反面、自信喪失やモチベーションの維持が難しくなります。でも、早く始めていいに越したことはありません。就活を利用して様々な立場や価値観の人に出会えるからです。会社を探すというよりも、働きたい人を探すマインドの方がいいのかもしれません。

これから -目的をもって楽しんでやるのみ-

まだ内定をもらっていないし、就活のゴールを内定とするのならば私はまだまだ就活の真っ最中です。だから、偉そうなことも言えないし、信憑性にもかけます。

そんな私でも来年1月から、就活のメンターをやることになりました。後輩に提供できるのは、わたしの今までの経験とそのときなにを考えて行動したかというエピソードだけです。それでも役に立つのかもしれないと考えたのは、現時点で友人の進路相談にのり、助けになっていると感じるからです。その人のキャリアを導くのではなく、自分のやり方を提供することがその人の選択肢を広めることに繋がると考えます。メンターの視点をもつことで、キャリアの幅が広がるとも言えます(不安しかありませんが)。

それと並行して、入ってから8ヶ月目になる会社の一員として進めて行きます。気づけば、なにもできなかった自分が教える立場にいます。メンバーの入れ替わりもあって、入ったばかりのころとは自分の立場もできることも変わってきています。ここで卒業後働くかどうかは正直現時点では決められません。前向きな選択肢として残しておきます。

自分はなぜここを選ぶのか、目的をもって、なによりも「楽しい」を優先して進路を選択すると考えれば、わくわくすること間違いなしです。

<学んだこと>
・なんでも目的をもつこと、そこから手段を考えること
・就職がゴールではないこと
・楽しめば物事はうまくいくこと
・人との出会いがなによりも自分を変えること
・最後は、直感を大事にすること